初期臨床研修
初期臨床研修
当科での研修は、入院患者の受け持ちが中心となります。入院患者の診療はチーム制で行っており、研修医は医員・指導医からなる主治医チームに属して頂き 、上記の研修目標達成のために入院患者を中心に専門指導医のもとで研修を受けて頂きます。
緊急対応が少ない分を補うため、他科からのコンサルテーション業務を指導医とペアで積極的に対応することをお勧めしています。他科に進む場合にも必須の体液や電解質管理などを学ぶ貴重な機会です。さらに、透析室での各種血液浄化療法に関する知識や技術の習得を目標とした研修も同時に行います。希望者はシャント穿刺や回路のプライミングなど指導医の管理のもとで行うことができます。
毎朝、病棟カンファレンスを行い、日々変わる患者の病態に応じて問題点を挙げ、治療方針を決めています。また、週1回の透析カンファレンスで病院全体の透析患者についての情報を共有し、透析条件や方針を主科医師とともに決めていきます。1週間で2-3件の腎生検を行っており、腎生検を実施した翌週には、腎病理カンファレンスを行い、診断・治療方針の決定を行っています。